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社交不安(対人恐怖)とパニック発作のカウンセリング

社交不安障害とパニック障害のSkypeカウンセリング

不安障害の克服には朝活で最悪な気分になるべし! 「今日も最悪な1日が始まるぞ」と思うとよいでしょう

【不安障害の克服には朝活で最悪な気分になるべし!

「今日も最悪な1日が始まるぞ」と思うとよいでしょう】

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臨床心理士の藤井です。

私は「朝」についていろいろと思うことがあります。

朝・・・苦手です。

朝・・・二度寝したいです。

朝・・・寝て昼起きると罪悪感が半端ないです。

朝・・・スカッとすると一日の気分が違います。

 

これほど、朝というのは気分と感情に影響を与えているわけです。

しつこい不安や不安障害の方は朝どんなふうにすごしてますか?

 

・朝から色々とネガティブなことを考えてしまう

・朝から仕事のことで悩む

・朝から過去のことを後悔する

 

そういうふうに朝を過ごしている方が多いのではないでしょうか。

この朝の過ごし方を変えてみると不安障害克服のきっかけになります。

少々、ふざけた・・・いや過激な方法ですがご紹介します。

①【まず、エクスポージャーを知ろう】

エクスポージャーは社交不安障害、強迫性障害

パニック障害改善に有効な治療法です。

これは「怖い・不安に思うものと直面する」方法です。不安や嫌な気分になるきっかけや状況を意図的に作り出して、それによって起こるドキドキやムカムカするような身体の感覚を味わい受けれいれることを目的としています。 

この方法を続けると不安にこだわったり、不安を避けるためにしていた行為をやめることができます。

 

エクスポージャーで「朝を最悪なイメージでスタートする」

エクスポージャーには色々と方法がありますけれども、「朝を最悪なイメージでスタートする」という方法があります。 

朝起きたら「今日はめちゃくちゃ最悪な出来事があるんだろうな!!」とイメージしてください。これだけ。

 

人間の記憶は、「最後の印象で決まる」という結果があります。

あれですよ、別れ際に悪態をつかれた交際相手にはいつまでもムカムカする・・・じゃなくてこれは認知心理学で実証されていることであります(笑) 

「朝を最悪なイメージでスタート」すれば、逆説的にそれ以降は朝よりも良い状況。

1日は朝予測していたよりも良い感じで終わることができます。

この方法を試した人は

・朝一でよくないことを想像するので、それ以上悪いことを思いつかなくなった

・自分が何でも完璧を目指そうと頑張りすぎていた事に気づいた 

こんな感想を話すそうです。

 

こんな心理学の実験があります。

試験日の朝に受験生に

A「自信を持て!絶対受かるぞ!悪いことなんて考えるな」 

B「落ちて残念浪人生活が待っている。予備校で苦労するぞ」

 と2パターンのかけ声をするのです。そんな実験

 

この場合、どちらの成績が良かったと思いますか?

実はBのかけ声をかけられたグループです。

最悪なかけ声をかけられたおかげで、腹が据わり難しい問題があっても平常心で取り組めたかもしれません。 

一方、Aのグループは「なんでこんな問題がわからないのか」と焦ってしまいケアレスミスをしてしまったかもしれません。

③悪いことは考えても仕方ないけど、やはり考えてしまうもの・・・。

そもそも「悪いことは考えても仕方がない」「悪いことなんて考えるな!」と思っても・・・考えちゃいますよね。そういうことを言われるとかえって悪いこと考えちゃうわけです。逆説的になりますが、それなら敢えて悪いこと(最悪な事)を考えることで、

実際には最悪なことは起きないのだという経験を積んでいきましょう。

ただくれぐれも…最初はカウンセラーとかと相談しながらやっていきましょうね。