読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

社交不安(対人恐怖)とパニック発作のカウンセリング

社交不安障害とパニック障害のSkypeカウンセリング

うつ病と対人恐怖症(社交不安障害)で困っている方ががうつを乗り越えるおススメな方法

臨床心理士の藤井です。

社交不安障害、パニック障害で悩まれている方が

同時に悩む病気が・・・・

 

うつ病です。

 

 

社交不安障害もパニック障害も治療をほっておくと

症状がどんどん重くなることがあります。

具体的にはうつ病を発症してしまうのです。

 

ある研究結果では、社交不安障害の患者さんの70%がうつ病を発症。

70%ですから、かなり多い数値ですよね。

 

うつ病+社交不安障害」という病気で悩まれる方は結構多いです。

 

ケース うつ病と社交不安障害で悩むA子さん ※架空の例です

うつ病と社交不安障害と医師にいわれました。

・会社員をしていますが休職届を出したいと思うのですが、いいんでしょうか。
・社会人になってまだ1年も経っていない。

・仕事がつらすぎて何をしても楽しくない、無気力感です。
・職場が恐怖の対象。周りの視線が怖いです。

・生きてても楽しくない、と思ってばかりなので、

 自分がどうしていいのかわかりません。

 

f:id:goscafe:20170302211254j:plain

 こういう併発をしている場合はどうすればいいでしょうか。

対人恐怖(社交不安障害)を先に治療すべきか、

うつ病を先に治療すべきか。

結論から言えば、あなたの御希望に沿って…ということになります。

ただ、専門家からお伝えしますと、変えやすい、取り組みやすい問題から

取り組んだ方がいいです。取り組みやすいことがうつ病であればそちらを

優先。対人恐怖症であればそちらを優先しましょう。

どちらも認知行動療法が効果的です。

 

社交不安障害への対策や認知行動療法はこのブログで何回かお伝えしてきました。

goscafe.hatenadiary.com

 

goscafe.hatenadiary.com

 

当然、うつ病認知行動療法が効果的です。

では、うつ病にはどんな認知行動療法がおススメでしょうか。

うつ病認知行動療法は様々ありますが、一番シンプルなのが、

「行動活性化」になります。

行動活性化は、、「行動」に焦点を当て、自分にとって精神が安定するような行動を探し、それを増やしていくことでうつ病の改善を目指します。

1990年代からうつ病治療に効果を挙げている治療法です。

 

行動活性化では、

・逃げたり、ネガティブな事ばかり考えていると、楽しいことが減る。

・相対的にイヤな事がどんどん増えていくからうつ病になる

と考えます。


・そのため、気持ちが前向きになる適切な行動を増やし、

・相対的に楽しいことが多くなれば、うつ病は改善していく。

と考えます。

 

随分とシンプルな方法なんです。

行動活性化の手続きは3つです。

 

手続き①活動記録表をつける

・自分がどれくらい活動しているかを記録します。

・今の自分いとって良い行動と悪い行動を把握するのです。

・記録表はこちらになります。コピペしてリンク先に飛んでください。

http://mentalsupli.com/wp-content/uploads/2015/10/a25f1472cb09719943b3cb46a3508f3e.xls

(こちらのサイトからの引用)

医者と学ぶ「心のサプリ」 | うつ病に効果的な行動活性化療法とは?


あなたは、どんな活動をしているときに、どんな感情を抱きましたか?

日記形式で書いてみてください。

そして感情の強さを10点満点にしましょう。

0点が何も感じず、10点が感じすぎです。

カウンセラーと記録表を振り返ると、

「気持ちが前向きになる行動」、「気持ちを停滞させる行動」

が具体的にわかります。

前者の行動を増やし、後者の行動を減らすようにしましょう。

 

手続き②気持ちが前向きになるような行動を計画する

①の段階で、自分の行動パターンが把握出来たら、意識的に行動計画を立てます。

うつで悩まれている方は、「回避行動」が多く、発病前に出来ていた行動ができなくなっています。回避行動とは「嫌な刺激をあらかじめ回避する行動。」のことです。

 

「嫌な上司に会いたくないから職場に休みの電話を入れる」、

「電話に出るのが緊張するので電話が鳴ったら席を立つ」

などが回避行動になります。

 

回避行動が多くなるとうつ病が悪くなります。

 

手続き③行動の結果を再評価していく。

気持ちが前向きになる行動は前向きに。

気持ちが停滞する行動は減らしていきましょう。

ただ、いくら前向きになるといっても負荷の高い行動は避けてくださいね。


定期的に行動を振り返りが必要です。

ついつい回避行動が多くなってしまいます。

 

①から③をやることでうつ病特有の気分が改善していきます。

気楽に試せる方法なのでやってみてください。