社交不安(対人恐怖)とパニック発作のカウンセリング

社交不安障害とパニック障害のSkypeカウンセリング

パニック発作治療中のママに読んでほしい2つのアドバイス

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 臨床心理士の藤井です。

パニック障害は統計上は女性がなりやすい病気です。

私自身も今までの経験上、パニック障害の患者さんは女性が多かったです。

もちろん男性もいましたけども。

 

以前こちらでもお話ししましたが女性特有の出来事とパニック障害

密接な関係があります。女性ホルモンのバランスの変化がパニック発作を誘発する場合もあるのです。

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 生理や妊娠のほかにもパニック障害とある意味密接な

関係があるのが「子育て」なんです。このような例もあります。

 

パニック障害を治療中のママ A子さん(20代) ※架空の例です。

・私は10代のころからパニック障害を患っています。

・現在も月に1回から2回通院。服薬治療しながら子育て中。

・子供は3歳の男の子。可愛いのですが・・・。

・急に冷汗や息苦しさ、めまいがすることがあります。

・そういう時は、車で外出したり、電車に乗ったりするときです。

・子供も家で遊ばせていることが多いです。

・子供は3歳。やんちゃな子。外に出たがっているみたいです。

・そのため家の中で泣いたり暴れたり。悪戯したり・・・。

・子供の声を聞いたりするのも最近はしんどくなってきました。

・外に連れて行って遊ばせてあげたいけど。。。パニック発作が起きるのも怖いです。

・子供に申し訳ない気持ちもあるけど、どうしようもないし・・・。

・育児につかれちゃいました。

 

 お母さん、お疲れ様です。さてどうしたら。。。

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 子育てはただでさえ大変ななこと。それにパニック発作が加われば

その負担は計り知れないものになります。まず、パニック発作の正しい知識と

その治療法をお伝えします。

 

パニック発作が起きやすい場面を避け続けると一層不安が大きくなります!

パニック発作が起きた後はパニック発作が当然怖くなります。

「また起きるのではないか」という不安や心配が多くなるでしょう。

これを予期不安といいます。

さらに発作が起きた場所、似たような場所が怖くなります。こうなっていくと次第に苦手な場面は広がっていき、いろんな場所に出かけるのを避けるようになります。

これを広場恐怖症といいます。広い場所が怖いというわけではないです。

 

予期不安や広場恐怖が強くなると、うつ状態になったり、感情が不安定になっていきます。急に怒り出したり、キレやすくなったり。

パニック障害のうつ」についてはこちらを御参考にしてください。

パニック障害のうつは「うつ病のうつ」とは違うのです。巨大なうつが突然やってくるのです。

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生活全体に支障が生じます。不安以外の困りごとも大きくなります。

こんなこと言っている私も同じような経験が。私、お化け屋敷に入れません。

お化け屋敷に入るのが「不安」だからです。お化け屋敷を避け続けたら・・・

とうとうお化け屋敷が完全に苦手になってしまいました。全くダメになりました。

お化け屋敷への不安が強固なものに・・・・。

「お化け屋敷に入る」ことを避けても生活に支障はないですが、電車、車の運転を

避け続けたら支障がでますよね・・・。

不安は避ければ避けるほど最終的に強くなる性質があります。

 

Q2じゃあ、パニック発作への不安は一生ついて回るものでしょうか?
A2いいえ。下がる邪魔をしなければ最終的に弱くなります。ただし、「下がる邪魔をしない」ためにはトレーニングが必要です。その方法が認知行動療法です。

 

 

下の図を見てください。

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このグラフは不安が時間経過とともに次第に減っていくことを表しています。

1回目、2回目、3回目ともに不安の強さは最初に強まりますが次第に波が引くように

弱くなっていますね。不安の強さ自体も1回、2回、3回と次第に弱くなっています。

 

不安という感情は急に上昇するものの、時間の経過とともに減っていくことが証明されています。パニック発作に伴う不安も時間の経過とともに次第に弱くなります。

これは心理学で実証されているとこです。

 

ただし不安が弱まるのは「下がる邪魔」をしなければです。

不安になってほっておく、つまり「不安が下がる邪魔をしない」ことが大事。

言い換えれば不安に慣れていくにはトレーニングが必要です。

そのトレーニングをカウンセリングでカウンセラーとやっていきます。トレーニングを認知行動療法と言います。

 

パニック発作に伴う不安を弱めることで、電車や車に乗れることもできます。

近くの公園や大きなスーパーに子供さんを連れていくこともできます。

家に引きこもることも少なくなりますし、お姑さんに引け目を感じることもなくなります。

(お姑さん嫌ですよね・・。

これはわたしの個人的な意見。意見には個人差があります。)

 

認知行動療法の詳しい説明はこちらをご覧ください。

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パニック発作でご苦労されているママさんたちにぜひ知っていただきたいのは

パニック発作が起きやすい場面を避け続けると一層不安が大きくなります!

パニック発作には認知行動療法が有効!

ということ。