社交不安(対人恐怖)とパニック発作のカウンセリング

社交不安障害とパニック障害のSkypeカウンセリング

「パニック障害になりやすい人」とは?その6つの傾向と3つの対策!

臨床心理士の藤井です。

ネットでパニック障害を調べると

パニック障害になりやすい人」、「パニック障害になりやすい性格」などを

紹介・解説している記事が多くあります。「パニック障害になりやすい人」って

そもそもどんな人なんでしょうか。「なりやすいさ」がわかったとして・・・それが

わかってどうすればいいのか・・・?

 

そこらへんを今日はお伝えしたいと思います。

 

Qまずは「パニック障害になりやすい人」ってどんな人なんでしょうか?

A働き盛りの女性がなりやすいんです。

ある調査では、男女で比較してみると女性のほうが男性よりパニック発作になりやすいそうです。女性は男性に比べて約3倍の割合で発症しているという調査も。

年齢でいうと、女性では30歳~35歳、男性では25歳から30歳が最も多いとか。

よくある例としてこんなケースがあります(厚労省HPより)

 

30代女性Aさん(事務職)の例

・元来、几帳面な性格でルールを厳守し、柔軟性に欠ける傾向にありました。

・自分では、「仕事人間である」と考えており、仕事に高いプライドを

 持っているため、すべて自分でしないと気がすまない性格でした。

・こうしたことから、しばしば、仕事上で同僚と衝突。ストレスとなっていました。 

・ある日、自宅で突然の動悸や呼吸困難感に襲われるといった症状がでたため、心療内  

 科を受診し「パニック障害」との診断を受けて治療を受けるようになりました。

・治療により一度は症状が落ち着いたものの、その後管理職に昇進したことで人間関係  

 がより複雑化し、ストレスも蓄積していきました。

・ある日の会議中にパニック発作が出現し、その後もしばしば繰り返すようになりまし  

 た。発作への不安から出社することも次第に困難となってしまいました。

 

 

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こういう方は「パニック障害の典型」ではあるのですが、なりやすい人の特徴とはなんでしょう。さらに細かくまとめてみました。

 

①他人の目を気にする

 嫌な人間と思われたくないので他人に尽くす傾向がある。

 自己主張も苦手。

 

②仕事熱心でまじめ

 パニック障害の患者さんは仕事をテキパキとこなす、多忙な人が多いです。

 これは良いことなんですが、これが行き過ぎると「なにかせずにはいられない。」

 と不安の高さにつながることも。せかせかしている人・・職場に居ますよね。

 

③もともと不安が高い

 パニック障害は「不安障害」の一種ですから不安の病気なんです。

 ささいなことでも不安が生じてしまう人がなりやすいです。不安への対処が

 苦手な人が多い。

 

④ほかの心の病気を治療中

 パニック障害の方は他の心の病気を併発しているケースが多いです。

 社交不安障害、全般性不安障害など。これらの病気とパニック障害

 精神医学の診断基準で「不安障害(最近は不安症)」というカテゴリー

 でまとめられています。

 

⑤感応性の高さ

感応性・・・難しい言葉が出てきましたが、気分の伝染のしやすさのことです。

例えば別の患者さんのパニック発作を目のあたりにしたり、話を聞いただけで

一緒に落ち込んだり発作が起きそうになることがあります。

影響されやすい傾向があるかも。

 

⑥傷つきやすさ

パニック発作の恐怖により周囲の環境に敏感になっています。

普段は傷つかないでいいことでも深く傷ついてしまうこともあります。

 

じゃあ、こういう傾向が強くなってきたらどうしたらいいのでしょうか?

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対策その1:複雑な人間関係は積極的にお休みしましょう!

パニック障害になりやすい人は、実は対人恐怖症的な傾向もあったりします。

職場や恋愛で複雑な人間関係はまずほどほど。

職場で面倒な人やグループ、派閥とかとは距離を取りましょう。

恋愛の駆け引き、振り回す、振り回されるのも・・・醍醐味ではあるのですが

やはりストレスになってしまいます。

 

対策2:1日10分の瞑想を。マインドフルネス

今、はやりのマインドフルネスですね。これもお勧め。

瞑想のやり方は何個かありますが1つこれをお勧めしましょう。

ステップ1→環境と姿勢を整えましょう。

   アロマオイルやお香を焚き、間接照明にするなど部屋をリラックスする空間へ

   姿勢は座禅でも椅子に座っていてもOK

 

ステップ2→目は「半眼」

   目は閉じず、半開きの状態でぼーと床を眺める

 

ステップ3→「今」、「ここ」、「わたし」に集中する。

   なんだか難しそうですが、瞑想中は余計なことは考えず「今ここにいる自分」

   だけを感じるようにしましょう。

 

対策3:リラックスできる呼吸法を。

  パニック発作が起きやすいときは、普段から呼吸が浅くなっていたり早くなったりしています。呼吸法がお勧め。この動画などがいいですよー

 

www.youtube.com

 

パニック障害になりやすい傾向は大なり小なりどんな人でもあるもの。

まずは自分のメンテナンスを欠かさないことが大事です。メンテナンス方法は

 

①複雑な人間関係を控える

②瞑想

③呼吸法

 

これらが大事。