社交不安(対人恐怖)とパニック発作のカウンセリング

社交不安障害とパニック障害のSkypeカウンセリング

対人恐怖症(社交不安障害)の休職中の過ごし方 その3つのポイント

臨床心理士の藤井です

 

心の病気で休職・・・というと「うつ病で休職」

を思い浮かべますよね。でもうつ病以外で休職している人も大勢。

 

今回取り上げるのは、社交不安障害で休職している方の過ごし方について。

うつ病で休職中の場合はネット等で出てきますが、社交不安障害の休職中の過ごし方

についてポイントを書いていきたいと思います。

 

現在、書店に流通している専門書、一般書も「うつ病の休職、復職」がメイン

クリニックでやっている復職プログラムのたいてい「うつ病」が中心です。

今回は社交不安障害の休職中にどんなことをすればよいのかをお伝えします。

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①社交不安障害の症状を減らすことを目指しましょう

まず、休職中は症状を減らすことが第一。視線恐怖、書痙(手の震え)、スピーチ恐怖などお困りの症状は多々あるかと思いますがこれらを減らしていきましょう。

 

休養をとったり、ゆっくりのんびりしていても・・・うつ病と違い社交不安障害の症状は減っていきません(休養は大事ですけど)。

休職中に必要なのは社交不安障害の症状への対応方法を学ぶこと。これが大事。

病気を理解していくことが大事なんです。

 

社交不安障害特有のものの見方、考え方、さらには回避行動とそれにすることにより

症状が悪化することなど・・・

 

そして、余裕があれば不安が起きる場面(電車、美容院、高速道路)に挑戦していく

こともお勧めします。これをエクスポージャーといいます。
社交不安障害の症状は認知行動療法が有効なので、専門家を探すのがおすすめです。

少し気を付けていただきたいのは、書店などに売っている本は

たいてい「うつ病への認知行動療法」です。なので内容がだいぶズレています。

 

②原因探しよりも今後の対応を考えましょう。

どうしてこういう病気になったのか、なぜ社交不安障害になったのか・・・

悩むことは当然のことかと思います。理解されにくい病気ですし・・・。

ですが・・・病気になった原因を追究するよりも今後どうするかを考えたほうが

結果的に早めに症状が軽減していきます。

 

「社交不安障害を理解する」ことと「原因を追究する」ことは違います。

実際、様々な要因(ストレス、ライフイベントの変化)がきっかけで社交不安障害

は発症していくといわれています。原因は一つではないんです。

 

③定番ですが・・・規則正しい生活を。

これはうつ病と同じです。規則正しい生活を送りましょう。

決まった時間に起きて寝る。

昼間は資格試験の勉強とか、運動とか、積極的な活動をお勧めします。

布団の中でゴロゴロは・・・控えましょう(個人的には大好きですけど)。

 

 

それではまとめです。

①社交不安障害の症状を理解し、対処法を学ぶ

②病気になった原因探しはやめる。

③規則正しい生活を送る

 

こんな感じになります。