社交不安(対人恐怖)とパニック発作のカウンセリング

社交不安障害とパニック障害のSkypeカウンセリング

パニック発作の大きな2つの誤解!

臨床心理士の藤井です。

 

今日はパニック発作について。パニック発作が起きても暫くすれば次第に

元の状態に戻っていきます。安心してください。多くの場合、数分でピークに達し、30分前後でおさまっていきます。

 

パニック障害パニック発作には大きな2つの誤解があります。それを御説明

しましょう。二つとは・・・Q&A方式でお伝えします。

 

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Q1 パニック発作が起きそうな場所を避けていれば不安も減っていきますよね。

A1 違います。苦手な場所や不安を避けているばかりだと結局不安が

  大きくなります!

 

解説しましょう!

パニック発作が起きた後はパニック発作が当然怖くなります。「また起きるのではないか」という不安や心配が多くなるでしょう。さらに発作が起きた場所、似たような場所が怖くなります。こうなっていくと次第に苦手な場面は広がっていき、いろんな場所に出かけるのを避けるようになります。こうなると不安だけではなく、気分の低下、生活全体に支障が生じます。不安以外の困りごとも大きくなります。不安は避ければ避けるほど最終的に強くなる性質があります。

 

Q2パニック発作への不安は一生ついて回るものでしょうか?

A2いいえ。「不安」は一時的に強くなりますが、下がる邪魔をしなければ最終的に弱くなります。ただし、「下がる邪魔をしない」ためにはトレーニングが必要です。

 

下の図を見てください。これは不安が時間経過とともに次第に減っていくことを表しています。心理学では不安という感情は急に上昇するものの、時間の経過とともに減っていくことが証明されています。パニック発作に伴う不安も時間の経過とともに次第に弱くなります。ただし「下がる邪魔」をしなければです。
この「下がる邪魔をしない」、言い換えれば不安に慣れていくにはトレーニングが必要です。下の図の1回、2回とはトレーニングをする度に不安が減っていくことを表しています。そのトレーニングをカウンセリングでカウンセラーとやっていきます。トレーニングを認知行動療法と言います。

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 長くなりましたので、まとめ。

 

①不安は避ければ避けるほど強くなる。

②不安は一時的に強くなりますが、下がる邪魔をしなければ最終的に弱くなります。ただし、「下がる邪魔をしない」ためには認知行動療法というトレーニングが必要です。