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赤面症に悩む人は、あえて赤中心のメークを!

 

 

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赤面症に悩む人は、顔を赤っぽくメークしましょう!

臨床心理士の藤井です。

赤面症ってご存知ですか?

顔が赤くなる病気・・・と理解されがちですが

実際のところは少々違います。

「自分の顔が赤くなっているのではないか?」

と過剰に気になってしまう状態のことなんです。

この赤面症・・・正確には社交不安症(障害)の一種です。

今日は、この赤面症についてわかりやすくお知らせし、

だいぶユニークな、でも治療効果のある赤面症の改善方法を

お伝えしたいと思います。

 

赤面症とは?

繰り返しになりますが、これは社交不安症(障害)の一種です。

ただ…顔が赤くなる病気ではないです。

顔が赤くなるのはどんな人でも起きる生理現象です。

もともと顔が赤い人もいます。「赤ら顔」なんて言い方もあります。

赤面症は‥‥

「顔が赤くなることは恥ずかしい事」という思い込みと

自分の顔に意識が集中しすぎてしまう傾向の強さが主な症状です。

症状っていても、これだけじゃ別に困ることないですよね。

そりゃ・・、顔が真っ赤になるのは恥ずかしいと言えば、恥ずかしい。

自分の顔に意識を集中・・どんな風に自分の顔が見られているかを

気にするのは別にねえ。悪い事でないような・・・

ただ、この赤面症は悪化すると生活に支障をきたしてしまうのです。

例えば、目上の人、気を遣う人の前で話したとき緊張して顔が赤くなったとします。

運が悪いと「緊張してるの?顔が赤くなっているよ」と指摘されることも

こうなると、「恥ずかしい経験をした!」と思うようになり、

同じような状況を避けるようになります。

避け続けると苦手意識がさらに増していきます。

目上の人と話すことを完全に避けれればいいですが…

そういうわけにもいきませんよね。

結局、そういう場面に直面すると

「赤面してしまうのでは?そして恥をかいてしまうのでは?」

「きっと今の自分の顔は真っ赤になっているに違いない」

という思い込みは維持されていくわけです。

そして最初は目上の人だけ苦手だったのに次第に後輩、同僚、近所の人

と広がっていき‥‥最悪の場合ひきこもりになってしまいます。

こういう最悪のケースだけではありません。

恥をかかないように、過剰に上司と話をする練習をする

過剰に説明用資料の用意をする

などなど…必要以上に根回しや準備をしてしまうことも。

こういう準備のせいで仕事量が増えたり、残業(残業代もつかない)が増えたりする。

これじゃあ、最悪ですよね。楽しくないですよ。

 

赤面症が生活に障害をきたしている、赤面症のせいでやりたいことができない。

こんな時はぜひ一度専門家に相談してみてください。

 

 

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赤面症対策 真っ赤なメークをして街に繰り出そう!

ではでは…この赤面症をどう改善するのか。方法をお伝えしましょう。

色々な方法があるのですが、中でも効果的かつユニークな・・・

少しゲーム感覚のある方法を紹介します。

 

※今から紹介する方法は、カウンセリングを通じて

「顔が赤くなりすぎている」という思い込み(考え方の癖)や

自分の顔に注意が向きすぎている状態を改善した後あとに行うものです。

 

①必ず赤面してしまうだろう状況をあえて予測する!

まず、赤面してしまうと思われる最悪の状況を決めます。その状況で

あえて赤面して見えるように赤くメークをすると仮定します。

あえて「赤面」になってみるのです。そうなったら何が起きるかを考えます。

何が起きるでしょうか。ある人は「周りからジロジロみられる」「陰口を叩かれる」

「目上の人から注意される」などの感想が挙げられました

 

②実際に赤いメークをしてカウンセラーと一緒に苦手場面へ挑戦。

あえて濃い目の赤いメークをしてもらいます。

そして街へ繰り出してもらいます。

(カウンセラー(私)はスマホをもって一部始終をこっそり録画しております。

私の方がだいぶ怪しいですけど…。これ、医療機関でよく行われている方法です。

ただの盗撮じゃないんですよ。悪しからず…)

 

③赤いメークのまま、あえて恥ずかしい行動をやってみる

 

街を歩いたり、お店に入るだけではありません。

あえて恥ずかしい行動をしてもらいます。

例えば、大き目な声で注文する、首をわざとかしげてみる、

鼻歌を歌いながら歩いてみる・・・。

 

どうでしょうか。周りからの注目が起きそうですよね。

本当に起きていますか??

 

④一部始終をスマホの動画で検証

ここでスマホの動画が登場です。①~③の様子を一部始終録画していますからカウンセラーと一緒に検証します。

ビデオで振り返ってみると一目瞭然ですが、赤い(濃い目の)メークをしたくらいで

街を歩いても注目を浴びたり、陰口を言われることはありません。

まして注意を受けることもないです。

濃い目のメークをしてもそれくらいですから赤面した状態であっても同じこと。

いや、今は同じことと思えなくても大丈夫です。

①~④の手続きを繰り返すことでしだいに

「赤面になっても周りから注目を受けることはそんなにない」

「赤面してても大丈夫」

と考えが変わってきます。

これらの手続きは認知行動療法の「行動実験」というものになります。